まずは弥生土器を知ることから始めます。各テーブルの上には遺跡から出土した本物の弥生土器があります。
おしゃべりをしながら楽しく作る参加者の皆様。しかし、形ができあがるにつれ皆様が本気になっていきます。
作れば作るほど弥生時代の技術の高さを実感し、感心の声が。もう職人のような真剣なまなざしで頑張っています。
形も出来上がり、少し硬くなるまでビニールに入れておいておきます。続きは1週間後。
弥生土器に使われている調整とその方法について説明。
木の板を使ってハケ目や磨きといわれる技法で表面を整えていきます。土器の見栄えがどんどん良くなっていきます。
表面に文様をつけます。この方は貝殻の縁の部分で波状文をつけています。
内面を削って薄く滑らかに仕上げていきます。本物の弥生土器が薄いので参加者はびっくりされていました。
年が明けてようや野焼きの日がやってきました。前日に雨が降っていたので、野焼きをする場所に事前に火を焚いて地面を乾燥させました。今回は中央に土器をおいて、周りから焙っていく方法で焼きます。
火をつけて2時間以上は焙っていきます。熱くてなかなか近寄れないけど、皆様頑張って薪をくべていきます。
復元した甕で古代米を炊飯して試食もしました。うまくいけば皆様の土器も炊飯に使えます。
本焼きです。炎がまき上がりものすごい熱さです。長いこと火の側にはいれないので、皆様交代しながら薪をくべていきます。
鎮火中。炎は出ていませんが、炭火が熱くてすごい熱です。
焼き上がりました。今回は残念ながら割れやひびが多くの土器に入ってしまいました。しかし、皆様からは「是非、リベンジを!」の声が。