広島市三滝少年自然の家との共催

古代キャンプin三滝

 10月8日(土)~9日(日)に、広島市三滝少年自然の家で「古代キャンプin三滝」を行いました。 「古代キャンプin三滝」は、平成17年度に始まり、
今年度で17回目の開催となりました。小学4年生から6年生までの35人が、1泊2日の日程で古代生活を体験しました。 新型コロナウイルス感染症拡大防
止の観点からプログラム内容を見直し、拡大防止措置を施して実施しました。 参加者のみなさんは、ボランティア「ひろしま歴史探検隊」や三滝少年自
然の家の学生ボランティアさんと一緒に、現代と比べて不便で不自由な古代の生活を体験してみることができました。

  • 三滝1

    古代の歴史について初めて知る機会となる参加者もいらっしゃるので、最初に、「古代の生活」について紹介しました。

  • 三滝2

    「縄文よりひも」づくり。細くて切れやすい麻糸に、撚りをかけて重ねていくことで、太くて丈夫なひもにしていく過程を体験しました。

  • 三滝3三滝8

    火おこし器を使って、夜のキャンプファイヤ―で使う火の用意をしました。マッチやライターのように簡単に火を取り出すことができないことや、作り出した火種を少しずつ育てて炎にすることの大変さに気づくことができたようです。

  • 三滝4

    広島市内の遺跡から出土した土器に触れ、身近にある素材に工夫を凝らすことで道具を作り出していく古代の人々の工夫や努力を実感することができました。

  • 三滝5

    古墳の周囲に並べていた埴輪を模った「ミニフィギュア」づくりに挑戦しました。初めて使う土粘土に悪戦苦闘しながら、今様なフィギュアを作ることができました。

  • 三滝6

    石器体験で、石皿とすり石を使ってドングリを粉にしました。粉を使って料理を始める前に、材料を製粉する作業の大変さに気づくことができました。でも、硬い実を少しずつ粉にしていく作業は、楽しい作業だったようです。

  • 三滝7

    再現した弓で矢を射る体験をしました。なかなか思うように飛ばせない中、的に矢がずばっと命中すると、爽快感を味わえました。。