文化財講座「埋蔵文化財保存活用施設バックヤードツアー」開催報告
3月14日(土)、当施設にてバックヤードツアーを開催しました。出土品展示室の見学だけでなく、普段は一般の方が入ることができないバックヤードの中から、広島市内の遺跡で見つかった出土品を整理するための専用建物「整理作業棟」に参加者の皆さんをご案内しました。
若手職員の土器実測に関する解説や、ベテラン作業員が出土日などの情報を墨汁で書き込む注記作業を皆さんの目の前で実演するなど、出土品がどのように整理されるのかについて分かりやすく紹介させていただきました!
参加されたみなさんからは、地道で繊細な作業の数々や整理する出土品の多さに、たくさんの驚きの声をいただきました。
さらに、参加者の皆さんには、特別体験コーナーとして、今月出土したばかりの出土品の復元体験を行っていただきました!皆さんが復元した出土品が、将来的に発掘調査報告書に掲載されるかもしれませんよ!
埋蔵文化財保存活用施設では来年度も歴史を楽しく学べる事業を行っていく予定です。ぜひ、ご参加いただければと思います。
【当日の様子】
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注記コーナー
面相筆を使って小さな文字を出土品に書いていきます。
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実測コーナー
定規やマコ、ディバイダ―など様々な道具を駆使して正確に出土品を図面化していきます。
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保存処理コーナー
科学的な薬品を用いて、金属など劣化しやすい出土品の状態を維持する保存処理を行います。
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復元体験コーナー
今月出土したばかりの出土品の復元を皆さんに行っていただきました!みなさん、初めての作業にドキドキしながらも、とてもお上手でした!
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そのほか出土品の写真を撮影する専用の部屋や、出土品を保存する収蔵庫など普段は見られない施設のウラガワをたっぷり見学していただきました。

