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成岡(なりおか)第2号古墳 (安芸区中野東)

 瀬野川南岸の標高57mの丘陵上にある直径約11mの円墳です。埋葬施設は、石を組んで造った石棺でした。蓋石の隙間が粘土でしっかりとふさがれていたため、土や水が流れ込まず、非常によく人骨が残っていました。頭骨の横からは、鉄製の刀子が出土しています。
  なお、頭骨には呪術的な思いのこめられた赤色顔料が残っていました。

 

■埋葬施設

 

 

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