用語集_1、2 |
語句
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内容
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暗渠(あんきょ) | 地下にうめた、一種の人工水路です。 |
遺構(いこう) | 建物や人がつくったと考えられるものがのこっている跡のことをいいます。 |
石臼(いしうす) | 石で作った臼。木の実や米・豆などを粉にするために使われました。 |
石包丁 (いしぼうちょう) |
稲の刈り取りに使った石器です。穂の部分のみを刈り取るための穂つみ具で、米作りの技術と一緒に大陸から入ってきました。 |
貝塚 (かいづか) |
貝をはじめ食べ物などのごみを捨てた場所です。 |
官衛(かんが)跡 | 特に古代の役所の遺跡をよびます。 |
管玉(くだたま) | おもに弥生時代・古墳時代に作られたアクセサリーの1つです。 |
郭(くるわ) | 山の地形に合わせて、丸型や四角形に平らな区画を作り出した部分。 歴史の扉9号で、より詳しく知ることができます。 |
こうがい | かぶとをかぶったままで、むれた頭をかく道具です。女性の髪をかざるアクセサリーもこうがいとよばれます。 |
甑形土器 (こしきがたどき) |
メガホンのようなかたちをした背の高い土器です。山陰(さんいん)地方に多く、広島県北部や愛媛県でも出土しています。ただ、何のために使った土器なのかは不明です。多くは住居あとから出土しているので、生活に深くかかわったものだと考えれられています。 |
骨蔵器(こつぞうき) | 火葬(かそう)をした骨を入れた容器です。 |
小礼(こざね) | よろいなどに、うろこのようにとじあわせた、鉄製の四角いお札(さつ)状のものです。 |
サイドスクレイパー | けずったり、はいだりする旧石器時代の石器で、今の小刀のようなものです。 |
三角縁神獣鏡 (さんかくぶちしんじゅうきょう) |
古墳時代の最初の頃の古墳から発見される鏡です。縁(ふち)の断面が三角になっており、神と動物がえがかれています。卑弥呼(ひみこ)が中国からもらったかがみという説もあり、この鏡が出土する古墳に葬(ほうむ)られた人は、畿内政権(きないせいけん)とのつながりも考えられます。 |
車輪石(しゃりんせき) | 石でできた車輪の形をした腕輪です。おもてには放射状(ほうしゃじょう)の刻み目があります。実用品(じつようひん)とはあまり考えられず、権威(けんい)の象徴(しょうちょう)のようなものとも思われています。 |
耳環(じかん) | 耳を飾るイヤリングです。ほとんどが今から約1500年前以降に見つかっています。 |
須恵器(すえき) | 古墳時代以降作られた灰色の固い土器です。窯で焼かれたため素焼きの土師質土器とくらべて硬いです。大陸から入ってきて技術でいろいろなものが作られました。 |
青磁(せいじ) | 鉄分を含む釉薬(ゆうやく)をかけて高温で焼いたものです。緑色あるいは青色の陶磁器です。 |
石帯(せきたい) | 律令(りつりょう)期に役人の位(くらい)を示すために導入された帯の表面につける飾りです |
石鏃(せきぞく) | 石で作ったやじえいです。歴史の扉4号で、より詳しく知ることができます。 |
前方後円墳 (ぜんぽうこうえんふん) |
今から約1700年前に今の奈良県に巨大な古墳(箸墓古墳(はしはかこふん)が現れました。上空から見るとかぎ穴の形をしており、このような形の古墳の出現により古墳時代がはじまります。この形は全国的に広まっていきました。広島市内でも太田川流域にこの形の古墳が多く作られています。 |
礎石(そせき) | 柱を立てるときにその下におく石です。自然の石を利用したものや、加工したものがあり大きさや形は建物によって違っています。 歴史の扉5号で、より詳しく知ることができます。 |
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