古代米とは昔の稲が持っていたと考えられる特徴を残した稲の品種で、赤米や紫黒米や緑米といった色のついたお米や香り米などがあります。白米に比べ収量は劣るものの、生命力が強く栄養面で優れており、病害虫に強いため減農薬・無農薬で育てることができます。
なんと、バケツと土と古代米の種もみがあれば家庭で気軽に古代米を作ることができるときき、文化財課とボランティアさんでチャレンジしてみることとなりました。また、水田で古代米を育てるイベント「湿地の生物観察とハッチョウトンボ米づくり」の参加者の皆さんにもバケツで古代米の栽培にチャレンジしていただいています。
さあ、我が田自慢の始まりです!
・5月22日(火) 安部家の水田
ボランティアの安部さんから報告がありました。こちらはプランターで育てているようです。上は5月17日の様子。 | こちらは5月22日の様子。もう植え替えができそうです。 |
・5月13日(金) 苗の移し替え
後から植えた第2・3段の成長もはやく、どれも変わらないほど成長しました。葉も3〜4枚に増え、背も13〜15cmになったので移し替えることにしました。 | 一度苗を抜きます。根を切らないように手を深くいれてとります。それでも根がブチブチと切れるいやな感触が・・・ |
苗を3本事にまとめて、一つのバケツに3か所植えました。 | 移し替え終了後。余った苗は手前の発砲スチロールの箱に予備として育てることにしました。ペットボトルでも育ててみます。 |
・4月28日(木) 第1段の葉がでてきました
bP(紫黒苑)の様子。葉も出てきています。 | 連休に入るので土の表面に100円ショップで購入した保水剤をまいてみました。 |
・4月26日(火) 種まき(第3段)
ボランティアさんが手に入れてくれた緑米の種モミをまきました。第2段の種モミは早くも出芽しています。
・4月25日(月) 第1段の芽が成長中!
出芽本数も芽の大きさも「紫黒苑」が今のところ一番。ちなみに芽の大きさは2p程度。 |
・4月22日(金) 種まき(第2弾)
第2段の紫黒米の種まきをしました。今回は水を少なめにしました。
・4月16日(土) 種もみの配布
ボランティア研修会で、バケツ稲の説明と種モミの配布をしました。
・4月14日(木) 出芽
紫黒苑が先に出芽。あまった種モミを水気のほとんどないバケツ脇の土にまいておいたところ、意外に元気よく出芽している?! バケツの水の量が多かったようなので、もう少し芽が伸びるまで、水の量を減らして様子を見ることにします。
・4月8日(金) 種まき(第1段)
6日目にて「紫黒苑」は芽が5mmほどに成長。赤米も順調に発芽。黒米は年数がたっているせいか、発芽せず。 | バケツの準備。黒土6:赤玉土3:鹿沼土1の割合で土を配合しました。 |
指で1cmほど穴をへこまして、一粒ずつ種をまき土をかぶせます。間隔が詰まらない程度にバケツにまいていきます。 |
土の表面ひたひたになる程度に水を入れて終了。水を一気に入れるとせっかく植えた種モミが浮き上がってくるので注意。右からbP(紫黒苑)、bQ(紫黒苑)、bR(赤米)、bS(赤米)、bT(赤米)。No.1・3・5玄関に、No.2・4は屋上で栽培。 |
・4月8日(金) 発芽確認
3日目 |
・4月6日(水) 発芽準備
木下ファームさんからご提供いただいた紫黒米。品種は『紫黒苑』サイズは6〜7mm程度。 | 発芽処理の実験。左から紫黒米「紫黒苑」、赤米、2〜3年前にボランティアさんからお土産で頂いた稲穂からむしった黒米。 |
「殺菌処理」電気ポットを60度にしてお湯で10分間浸します。 |
10分間湯煎したのち冷水につけてそのまま放置。その後毎日水をかえます。 |