串山城遺跡(くしやまじょういせき)
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▲空から見た串山城(発掘前)
▲第1号土坑からまとまって出土した土器
なまえ
串山城遺跡(くしやまじょういせき)
時代は?
弥生時代後期、室町時代(今から約1900年前、約500年前)
どんな遺跡?
集落跡、山城跡
串山城遺跡は、石内川の西にある標高約98mの小高い丘の上にあります。この辺りは、古代山陽道が通る交通の要所で、室町時代には安芸武田氏、大内氏、厳島神主家が、その支配をめぐって度々争いました。それを物語るのが、この辺りに多く残る山城の跡です。串山城もその一つで、15世紀後半〜16世紀前半に築かれたと見られ、
郭
・堀・土塁をたくみに配置して守りを固めています。また、弥生時代の住居跡なども見つかっています。
主な遺構
竪穴住居
跡1軒、
テラス状遺構
2か所、土坑2か所、
郭
6か所、土塁1か所、
竪堀
3本、
堀切
4本
主な遺物
弥生土器、
土師質土器
、瓦質土器、備前焼、美濃焼、磁器、鉄製品(鏃、釘)、銅製品(笄、古銭)
【場所】
山城ってなあに?(歴史の扉9号)
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